飯大蔵の言いたい事

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zoom RSS 記者の意見表明は貴重だ。

<<   作成日時 : 2006/06/01 13:56   >>

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 毎日新聞には「発信箱」と「記者の目」の二つのコラムで記者が署名記事いや個人の意見を表明している。今日の発信箱はこれだ。
メディアの利用価値 飯田和郎
 筆を曲げる、というほどではない。だけど、新聞記者は取材相手と接しているうちに、抱いていたイメージが変わり、言葉の意味を好意的に受け止めることがある。

 カタールで先週行われた日中外相会談。対日関係改善を望む中国の仕掛けは開始前から始まっていた。会場に早々と現れた李肇星外相が冒頭取材の日本人記者団の前に歩み寄った。

 「どこの社? 発行部数は?」、複数の記者を派遣した社には「へえー、お金があるなあ」。麻生太郎外相が来るまでの7、8分間。故郷・山東省なまりの中国語で直接、または通訳を介し一人一人と会話を試みた。

 中国共産党のエリートである知人は日中関係が冷え込んだ責任は「日本のマスコミにもある」と不満顔だ。中国側の発言をマイナス面だけとらえ、真意を正確に伝えていないというのだ。

 中国は外相会談で「靖国神社参拝問題では譲歩しない」ものの、「あらゆる分野で日中交流を促進する」と、後者に比重を置いたシグナルを送りたかった。それにはペンの力が大きいと計算した。そう、われわれの想像よりもメディアの利用価値を知っている。

 だから、李外相は日本の新聞の見出しを気にしながら、記事の送り手に笑みを振りまいたのだろう。あとの会談も含め、発するシグナルが記者によく伝わるようにと。

 昨春の反日暴動直後、日本の謝罪要求に「私も言いたいことが山ほどある」と突っぱねたこわもて外相はイメチェンに成功しただろうか。遠い中東で出された問いの答えは終戦記念日の8月15日、靖国神社でわかるかもしれない。(中国総局)

毎日新聞 2006年6月1日 1時35分
中国の外交がしたたかであることが良く分かる。麻生さんも少しは考えてみたらという発信か。

 今までもいくつか紹介しているが、記者が自らの意見を表明することは素晴らしいことだと思う。新聞社(メディア)の価値は正当な物の見方ができる記者がどれだけ居るのかで決まる。それが新聞社のセールスポイントなのだろう。
 編集権が新聞社にあることは言うまでも無いが、読者は圧力に屈した編集者などを支持しない。健全な記者が健全な記事を出し続けることが、そしてその条件を作り続けることが新聞社の義務だ。一時的な不買運動や、特定の筋の圧力に負けない体力つくりにも気を配り努力を続けて欲しい物だ。

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「記者の意見表明は貴重だ。」について 自分の書いた記事に責任を持つためにも、特定の意見を表明する記事には、必ず署名記事とすることが重要かつ不可欠だと考える。 勿論記者が署名したからと言って、会社が責任を一切負わないということではない。 しかし、個人的な思惑を書き飛ばしておきながら、批判されそうになると組織という大きな壁の後ろに隠れような卑劣な記者は減るだろう。 ...続きを見る
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