飯大蔵の言いたい事

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zoom RSS 東京裁判について考える。

<<   作成日時 : 2006/05/03 22:12   >>

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 最近東京裁判の記事が目に付きますが、裁判での起訴が1946年4月29日。この日は昭和天皇の誕生日に当たります。また死刑は12月23日、現天皇の誕生日にあたります。このいやらしい日にちの設定は何だ。裁判の開廷は5月3日となっている。ちなみに費用は27億円日本政府持ちだそうです。(Wikipediaより)
 次の小論は木走日記のエントリーに出したコメントを修正、追記したものです。


 「東京裁判」には3つの面があります。
1.敗戦国に対する政治決着。
2.いわゆる「東京裁判史観」に対する評価
3.日本の敗戦責任を東京裁判は問うているか。

まず政治決着です。
 東京裁判の正当性については様々な論があり、正当ではないと言う論も多数に上ります。しかし、あの裁判を一つのステップとして戦後処理されたことも事実であり、政治決着であったことも否定できない。
 私も裁判記録やパル判事意見書を読んで裁判自体の正当性に疑問を持っています。疑問点は事後法であること、裁判所公正が懲罰的であること、裁判での弁護側証拠が殆ど採用されなかったこと、検察側証拠への弁護側追求が殆ど出来なかったこと、勝者の犯罪は一切起訴されなかったことなどです。
 当時は国際裁判所がなく、その後の国際裁判書進歩の礎になったとさえ言われています。
 正当性は問われるべきものではなく、そこにあったのは勝者が敗者を裁く裁判であったことは明白です。そしてこれが戦争終結のための、また天皇を訴追しないと言う政治決着であったことも明白です。
 しかし政治家が政治の場でこれに異議を唱えると、戦後の外交がすべてやり直しになります。政治家は、「もし言うのならそこまで覚悟して言え」ということです。そのような事情を無視して発言する政治家はその資格も無いということでしょう。
 
つぎに東京裁判史観です。
 いわゆる「東京裁判史観」を日本若しくは日本人が受け入れなければならないのかが大きな問題です。これを否定すれば政治決着を否定しているようにも取られる。だから国家がこれを否定することはきわめて難しい。個人、学問レベルでやるしかないと言うことでしょう。
 歴史は「藪の中」かで書いたように、あの時代の歴史評価はまだ定まっていないと思う。もはや戦後ではないと言われているが、歴史のこの分野に足を踏み入れようとするのは大変な困難を伴う。この史観は中国や韓国の一方的なものとする論者が居るが、アメリカなどの連合国の作った史観であることを忘れている。原爆展をアメリカで行おうとすると必ず直面する問題です。
 ドイツはすべてをナチスに押し込めて受け止めている。日本もA級戦犯に押し込めて同じようにせよと言うのがこの史観の示すところだろうが、あいにくそのような歴史的状況ではない。竹島領有問題までもこの史観の中に入れよというのもかなり無理がある。
 日本としては解決しないといけない課題だと思うが、声高に主張するだけでは成果は得られない。地道な歴史研究のみがその入り口を開く方法だろう。

つぎに日本の敗戦責任を東京裁判は問うているかです。
 結論から言えば、日本の敗戦の責任は東京裁判とは別に考えるべき事です。なぜなら東京裁判で裁かれた罪は侵略戦争を起こしたことと、非戦闘員と捕虜を殺害したことだからです。
 では日本の敗戦責任では何を問えばいいのでしょう。政治的なものと軍事的なものとに分けて考えると、例えば勝てるはずの戦争に軍事ミスで負けた場合は軍事側に責任が、逆に勝てるはずのない戦争を起こした場合は政治側に責任があると言えるでしょう。
 アメリカとの戦争は勝てるはずのない戦争でした。したがって真珠湾攻撃はあっても無くても敗戦を迎えたでしょう。戦争の帰趨が見えたときに降伏をしなかったことは被害を拡大したけれど敗戦は変わらないでしょう。(アメリカとの戦争を勝負は時の運と言ったのは東条英機?)
 ではアメリカとの戦争をもたらしたものは何でしょう。直接の引き金は仏印進駐です。しかしこの時期アメリカとの交渉は既に暗礁に乗り上げていました。それ以前の日中戦争を見てみると、アメリカとイギリスは中国を援助し、空軍および義勇隊の名目で軍隊も派遣していた。実質的には日米英戦争は既に始まっていたと見ています。仏印進駐をしなくても経済封鎖は強化され、日本はジリ貧になるか無謀な戦争を仕掛けるかのどちらかだったでしょう。戦争を仕掛けたとしても遅れれば歴史より不利になったでしょう。
 では日中戦争を仕掛けなければ避けられたでしょうか。満州国のリットン調査団報告を契機に日本は国際連盟脱退へと進みます。この処理は極めてまずかったと言えるでしょう。例えば門戸開放を要求するアメリカに利益を与えるとか方法はあったと思います。五族協和の満州国をいい形にすればチャンスはあったと思います。
 この一連の政治の中、世界から孤立し日中戦争に突入したことが問題だと思います。また引き返せたターニングポイントだと思います。
 ということで、日中戦争は侵略戦争と認定されかつ戦略的にも間違いだったと思うが、事件が重なっているだけで、例え東京裁判で訴追されても、その性格は分けて考えるべきでしょう。

 ここまで整理したところで二つの新聞の社説を見てみよう 
2日の朝日社説から・・・

●裁判を否定したところで、日本の過去が免責されるわけでもない
開廷60年 東京裁判を知ってますか

 日本の戦争指導者を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)が開廷してから、3日でちょうど60年になる。

 米国などの連合国が日本の侵略戦争を断罪し、政治家や軍部の責任を問うたこの裁判は、2年半に及んだ末、25人が有罪とされ、東条英機元首相ら7人が絞首刑になった。

 この7人に加え、判決前の病死や服役中の獄死を含め、14人がのちに戦死者とともに靖国神社に合祀(ごうし)された。小泉首相の靖国参拝で議論になるA級戦犯とは、この裁判で裁かれた指導者のことだ。

 ここ数年、首相の靖国参拝と絡めて裁判の正当性を問い直す声が出ている。

 東京裁判に批判があるのは事実だ。後からつくられた「平和に対する罪」や「人道に対する罪」で裁くのはおかしいという指摘がある。原爆投下など連合国側の行為は問われず、判事団は連合国側だけで構成された。被告の選定基準はあいまいで恣意(しい)的だった。

 一方、評価もある。日本軍による虐殺や関東軍の謀略などが裁判で初めて明るみに出た。ナチスを裁いたニュルンベルク裁判とともに、戦争というものを裁く国際法の流れの先駆けともなった。

 こうした否定、肯定の評価が入り交じった東京裁判をどう受け止めるべきなのか。戦後に生きるわれわれにとって難しい問題であるのは間違いない。

 はっきりしているのは、政治の場で裁判の正当性を問い、決着を蒸し返すことの現実感のなさである。

 あの裁判は、戦後日本にとって二つの意味で線を引く政治決着だった。

 国際的には、51年のサンフランシスコ平和条約で日本は東京裁判を受諾し、国際社会に復帰を果たした。平和条約は締約国の対日賠償を基本的に放棄することもうたい、それとセットで日本は連合国側の戦後処理を受け入れたのだ。

 国内的には、A級戦犯に戦争責任を負わせることで、他の人を免責した。その中には、昭和天皇も含まれていた。

 裁判は不当だという立場を貫くなら、あの戦後処理をやり直せと主張するに等しい。講和を再交渉し、米国をはじめ世界の国々との関係も土台から作り直す。そして戦争犯罪は自らの手で裁き直す。

 こんなことが果たして可能なのだろうか。裁判の限界を歴史の問題として論じることはいい。だが、言葉をもてあそび、現実の政治と混同するのは責任ある政治家の態度とは思えない。裁判を否定したところで、日本の過去が免責されるわけでもない。

 朝日新聞の最近の世論調査で、驚くような結果が出た。聞かれた人の7割、とくに20代の9割が東京裁判の内容を知らなかった。そして、東京裁判や戦争についての知識の少ない人ほど、今の靖国神社のあり方を是認する傾向がある。

 歴史を知らずして、過去を判断はできない。まずは歴史と向き合うこと。東京裁判60年を機会に、改めてその重要性を考えたい。
大筋において政治決着であり、それを下手に修正すれば政治的混乱にいたる部分はいいと思う。
 ただその中に
「日本軍による虐殺や関東軍の謀略などが裁判で初めて明るみに出た。ナチスを裁いたニュルンベルク裁判とともに、戦争というものを裁く国際法の流れの先駆けともなった。」
「国内的には、A級戦犯に戦争責任を負わせることで、他の人を免責した。その中には、昭和天皇も含まれていた。」
「裁判を否定したところで、日本の過去が免責されるわけでもない。」
「東京裁判や戦争についての知識の少ない人ほど、今の靖国神社のあり方を是認する傾向がある。」
 などといかにも朝日が書きそうな主張が含まれている。
「歴史を知らずして、過去を判断はできない。まずは歴史と向き合うこと。東京裁判60年を機会に、改めてその重要性を考えたい。」と述べるなら自らがまず行うべきだ。

読売の社説
●妥当性をも、検証し直す必要があるのではないか。〜読売社説

 5月2日付・読売社説(1)
 [東京裁判60年]「戦争責任糾明は国民自身の手で」

 日本の「現在」が、いまだに60年も前の「歴史」を巡って揺れている。1946年の5月3日に開廷した極東国際軍事裁判(東京裁判)をどう評価するかという問題である。

 東京裁判では米英ソを中心とする「連合国」が、いわゆるA級戦犯として28人を起訴し、公判中に死去した被告などを除く25人を有罪とした。このうち東条英機・元首相ら、絞首刑に処された7人を含む14人が靖国神社に合祀(ごうし)されている。その靖国神社への小泉首相の参拝が、内外に摩擦を生じている。

 東京裁判には少なからぬ疑問もつきまとう。例えばA級戦犯の選定基準。中には、開廷直前にソ連の要求により被告に追加された重光葵・元外相もいた。重光氏は、戦後、外相に返り咲き、死去に際しては国連総会が黙祷(もくとう)を捧(ささ)げている。

 日米開戦回避のため苦闘し、戦争末期には早期停戦に努めた東郷茂徳・元外相なども含まれていた。

 東京裁判では、裁く側の“資格”にも問題があった。

 判事席・検事席にいたソ連は、第2次大戦の初期、「侵略国」として国際連盟から除名された国である。しかも、日ソ中立条約を破って参戦、60万人の日本兵捕虜らをシベリアに拉致して、数万人を死亡させる理不尽な国際法違反の“現行犯”を継続中だった。

 同じく「日本の侵略」を裁いた英仏蘭も、アジア「再侵略」の最中だった。オランダがインドネシア独立軍と停戦協定を結ぶのは、東京裁判判決の翌年、49年だ。フランスは、54年の軍事的大敗までベトナム再侵略を諦(あきら)めなかった。

 「連合国」による“戦犯”選定基準、東京裁判の枠組みの妥当性をも、検証し直す必要があるのではないか。

 とはいえ、あの無謀な戦争で300万人以上の国民を死に追いやり、他国にも甚大な被害を及ぼした指導者たちの責任は、極めて重い。だれに、どの程度の責任があったのか。

 終戦直後には、日本自身の手で戦争責任を糾明しようとする動きもあった。東久邇内閣の戦犯裁判構想、幣原内閣の戦争調査会などだ。日本自身が裁いたとしても、東条元首相などは、まちがいなく“有罪”だっただろう。しかし、いずれも「連合国」によって妨げられた。

 読売新聞は、現在、あの大戦にかかわる戦争責任の検証企画シリーズを続けている。読者の関心の高さは予想以上で、毎回、多数の電話、手紙、メールが寄せられている。

 引き続き、密度の濃い検証作業を続けて、読者の期待に応えたい。

(2006年5月2日1時44分 読売新聞)

 戦争責任の検証を行うことは評価できる。しかし東京裁判の不当性を問うばかりで政治決着の部分や東京裁判史観の歴史的意味とかを完全に無視している。また逆に敗戦責任を「他国にも甚大な被害を及ぼした」と述べることから、やや混同しているように思う。
 日本自身の手で戦争責任を糾明しようとする動きを封じたのを「連合国」のみのせいにするのもおかしい。占領中はまだしも独立後も何もやってこなかったのだから。
 東久邇内閣の戦犯裁判構想を妨げたのはGHQともいわれるが、天皇も反対したと思う。天皇は自身の名で行われたことで自身が裁くことになる矛盾、天皇の赤子である部下たちを裁けなかっただけだ。天皇が象徴性になって、日本が独立した時点では出来たはずだ。それは東京裁判の是非とは無関係のことでもある。
 歴史や国際関係を一部しか見ていない社説と思う。こんな態度の新聞社が戦争責任の検証が出来るのか極めて疑問だ。

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コメント(22件)

内 容 ニックネーム/日時
この記事の内容に就いては、私は90%賛成である。
然し、内容の話以前に、最近この種の話題になると、兎角ヒステリックな発言が多く、きちんと事実関係の調査や、論理の整理をしない結論の押付けが多い中で、これだけ論旨の整理された議論を読むことに、100%の満足感を味わった。
夫々の社会的業務を分担している一般社会人は兎も角として、マスコミ関係者がこの様な姿勢を見習って、仕事をしてくれるなら、どんなに社会が良くなるかと思う。
佐久間象川
URL
2006/05/05 17:17
佐久間様 コメント有難うございます。
過分のお言葉有難うございます。
出来ましたら不賛成の10%を教えていただけたら、もっと良いものになると思いますのでよろしくお願いします。
飯大蔵
2006/05/05 22:15
はじめまして。
勝手ながら、トラックバックさせていただきました。
木走さん経由でまいりました。
eric_brea
URL
2006/05/06 00:45
本筋において、貴方の歴史観は正しいと思います、戦勝国が敗戦国を公平に裁けるはずも無く、天皇の免訴の絡みからもその当時の知識人達は異議が言えなかったと思います、あの東条英機でも天皇にことが及ぶ事を弁護人から指摘され証言を変えています、僕は端的に言って、裁判の総括に出てくる「文明に対する兆戦」と締めくくっていますが、「文明」を「白人」に置き換えると納得いくような気がして成らない、歴史を見ても明白ではないか、白人(欧米列強)が東アジアを侵略した事実があるではないか、幸い日本は明治維新が旨く行き列強に隙をあたえずに改革ができたが、日本は列強を手本として海外に拠点を出す事によって列強からの脅威に備えたのであり、列強という大泥棒が日本という後から来たこそ泥を叱っているみたいで滑稽そのものです、日本の戦争責任を日清、日露まで遡るのであれば、アメリカのペリーまで遡る事になる、ペリーが強引に開国を迫らなければ日本は外国と争わずにすんでいる。現に日露戦争の時始めは日本に同情的であったイギリスさえ日本が勝ったら世論が日本に悪感情であったとされています。ようするに、白人至上主義的感情での裁判だったのです。
バツイチ小心者
2006/08/21 22:44
バツイチ小心者 さん コメント有難うございます。
白人、西洋文明による世界支配は16世紀頃からの流れですね。唯一の非白人文明国日本の役割は大きかったわけですが、白人と同じような政策をし、敗戦をきっし、政治決着をした。この認識の下どのような戦略を立てるのかが重要なのでしょう。
飯大蔵
2006/08/22 11:41
結局そこの所なのですが、日本はロサンゼルス平和条約で東京裁判を是として、認めてしまっています、同じ枢軸国のドイツはどうでしょう?ここまで60余年たった今でもいわれていますか?これは、同じ黄色人種が白人と同じ事をしようとしたことへの外交カードに利用されています、中国などはその典型です、日本のODAを貰いながらアフリカ諸国にばらまいたり、自国の軍事費はどうなっているのでしょうか?まさに軍事大国に成っているのではないでしょうか、一部のアジア諸国は靖国問題を政治的に利用して自国の矛盾を逸らす事に使って生き延びをはかっています、中国などは、天安門事件問題もウヤムヤニして共産党独裁を強化しています、民主主義、開放路線を進めるならば、天安門事件の政治決着をしなければ成らない、昔の日本の2.26事件と変わらないではないか。この際日本は独自に先の戦争責任について日本人によって、浄化してアジア諸国にアピールして未来に進むべきだと思います。
バツイチ小心者
2006/08/23 23:19
バツイチ小心者 さん
中国がどんな国家で、どのような事をしているかを認識する事は重要です。中国は開放路線の元、西洋に経済戦争を仕掛けています。パワーバランス戦争も仕掛けています。近隣の黄色人種の侵略もしています。昔の日本と同じですね。
中国を非難することによりいい結果が出るのか、それも含めて戦略を立てる必要があるのでしょう。
飯大蔵
2006/08/24 01:41
こんばんは、本題に入りますが、では非難するだけでは、先の大戦と変わらないでしょうね、でもいけないことは非難するべきで、その為に日本も先の大戦の連合国によるごり押し裁判ではなく、自国の手によって総括して近隣諸国に謝罪し罪を認める所は認めて正当性のある事は正々堂々と主張するべきです、今までの政府はそこに触れるのをタブーとして触れなかったから何時までも尾を引くのです、ですからこの際勇気を持って正面からこの問題にぶつかり清算して未来に禍根を残さないようにしなくてはならないと思います、このままですと中近東のように何時までも禍根が残り日本の将来に影響を及ぼしかねません。台湾の蒋介石は遺恨を徳を持って消すと言いました、王道的な立派な考えですが、他の諸国はそうではありません、やはり日本人による総括をして未来への禍根を消化するべきです、それが正しい歴史になり世界平和に繋がると思いますがいかがでしょうか?
バツイチ小心者
2006/08/24 22:00
バツイチ小心者 さん
可能であればそうしたいですね。しかしエントリーに書いたとおり「政治家が政治の場でこれに異議を唱えると、戦後の外交がすべてやり直しになります。」なので、非常に困難だと思います。
連合国の盟主は今日本が「同盟」を結んでいるアメリカだからです。原爆を犯罪だとアメリカ政府が認めると思いますか?
飯大蔵
2006/08/25 14:24
こんばんは、原爆はその当時に、ソ連に対して威嚇する為に、日本に対して行った政治的な理由からです、ですから、開発した科学者でもが原爆投下には反対意見があり、反省もしています、そこまで持って行けるには日本人による日本人の為の戦争決着をつけてこそ、意義が生じてくるのです、勿論アメリカの原爆投下に対する非人道的な反省を促さなければならないとも思います、日本人も中国では色々な非人道的な行為をしたでしょう、でも、一発の爆弾で何万人の非戦闘員までもが殺される非道は糾弾されるべきで、栄光だけの歴史ではなく、負の歴史、ともども、正当性は主張して日本人として、決済するべきです、今までの政府のアメリカ一辺倒は過去であり今またやり直せるではないか、飯大蔵さんもそうは思いませんか?日本人自ら困難な総括して見せてアメリカの世論を動かせば必ず事は成就するとは思いませんか?僕は絶対にそれをせず、東南アジアの平安は無いと思いますがどうでしょう?
バツイチ小心者
2006/08/25 22:49
バツイチ小心者 さん
そのような考えかたが正しいと思います。
 アメリカは既に健全な市民国家では無いと見ています。アメリカが健全になることはアジアのみならず世界の平安の為には必要な事だと思いますが、現実は非常に困難でしょう。
 日本の総括の中でも抵抗勢力は必ず出てくるでしょう。逆に言えばその勢力が強いから総括が出来ていないとも言えると思います。

 しかし諦めずにやっていけば意外な展開があるかもしれません。慎重にかつしたたかにする必要があるでしょう。
飯大蔵
2006/08/26 01:23
こんにちは、真剣なコメントうれしく思います、歴史は過去から現在そして未来と時間の流れです、今までの経緯上困難とか今現在の関係上無理とかでは、官僚主義的な前例が無いとかと言っている事に等しい、前例の無い事が出来ないなら人間の進歩など在り得ないではないか、強引な方法では無理があってはならない、しかし試行錯誤してでも慎重に粘り強くやり遂げる意義はあると思いますしまたやらなければ、東亜の安定(本当の意味での)は実現出来ないでしょう。正に歴史は前例にとらわれずに自ら作って行くものです。
バツイチ小心者
2006/08/26 16:56
バツイチ小心者 さん
「熱き心で、冷静な判断、行動を」ですね。
厳しい現実の前で、熱き心を抑えるような発言をしたような気がします。強調すべきは冷静な判断、行動ですね。
飯大蔵
2006/08/27 02:17
コメント、有難う御座います、久しぶりに、思いをぶつけました、けっして過激派的な考えではなく、過去からの歴史上の流れを見て思うのであり、先の大戦で個々の日本の悪い所だけ羅列された裁判ではその当時の世界情勢との絡みとかを鑑みず個々の政治家及び軍部の個人攻撃で終わってしまってます。歴史とはは点とか線だけで見てしまうとそこにだけスッポットが当てられてしまい全体像が見えないのです、面で見てそこにその当時の思考、時空まで考えが及ばないと判断を誤るおそれがあります。けっして当時の日本が全部正しいとは思っても居ませんがあまりに一方的にアジアの諸国から非難される事も無いと思っています。
バツイチ小心者
2006/08/30 23:40
お久しぶりにコメントします、靖国参拝問題について、これは、其の国の文化の違いであり、たとえば、中国などは、歴代の王朝が変わると先代の墓まであばき、現に秦の始皇帝の兵馬庸が残っていたのは、奇跡という文化です、でも我日本の文化は死ねば皆仏でありそれ以上追い詰めない風土があります、たとえ話ですが、あの清水の次郎長が官軍が江戸に進軍した時に清水で戦いがあり、幕府軍の死体が放置されているのを、次郎長が丁重に葬ったところ、官軍の何某かが「賊軍に弔いなど無用」と詰問したところ、次郎長いわく我国において「仏になった者に賊軍、官軍の区別は在りません」と言って官軍の武将から感状まで頂いたそうです、日本人はそういう文化なのです。たとえ先君が暴君でも墓までは暴かないし卑下しないものです。これは、四海に囲まれたニッポンの世界に類を見ない文化なのです。
バツイチ小心者
2006/09/26 23:56
バツイチ小心者 さん お久しぶり
明治以前は敵であっても葬ったことが多かったそうですね。それを壊したのは明治以降の日本ですね。
 中国には政治的に墓を暴く事があったと思います。
 もう一つ財物目当ての盗掘もあります。日本の古墳は殆ど盗掘されていると言います。高松塚などは奇跡でしょう。中国の王陵は山の中(地下)にあり、盗掘は大変です。明の十三陵でも確か2つしか発掘されていなかったと思います。
飯大蔵
2006/09/27 00:26
こんばんは、中国でも日本でも盗掘目的の墓荒らしはあったと思いますが、文化的に中国には前王朝の遺産を破壊する文化が存在したのです、だから中国4千年とは言いますが遺産が少ないのも事実です、そもそも、万里の長城は何故作られたか、あれは「マンジュ」(金国)から漢民族に対する侵略を防ぐ為に「始皇帝」が作り始めたのであり、清国時代には漢民族にとって不可侵の地域であり清国皇帝の(黄金郷)でした、かの毛沢東でも国共内戦時に東北(満州)さえ抑えれば蒋介石に絶対に勝てると明言していました、結果的にはその通りになった訳ですけど、その、満州に巨額の投資をしてインフラから工業を興したのは日本国なのです、中国の歴史を見ても満州は何百年も田舎でした、日本が進出するまではロシアが侵略したり、色んな問題があったのです。
バツイチ小心者
2006/09/29 23:31
こんばんは、僕が言いたいのは、歴史とは(特に未来に対して)今までの経緯では無理とか「前例が無い」などでは、何も進展も無いし、大切な事は、未来は自らが築いていくのです、過去からのしがらみとか、「前例が無い」などと言い訳してはおかしいのです、何故なら未来に何が起こるか解らないのを対処していくのですから、其の都度臨機応変に対処するのが、政治的外交であると思いますが、外務省の専門官などは過去の書籍などには精通していると思いますが、未来に対しての大義などにピジョンが在るのか疑問に感じます。言うに問わず、外交とは国家の大切なポジションにあります。外交を誤ると戦争になり悲惨な結果となります、外交官の人選にもおかしな人選があります。中国大使の阿南氏など滑稽でお話にもならない、父親が終戦時の陸軍大臣の息子を中国の大使にしますか?それでは何も言える状況ではないでしょう。そんな人事が在りえますか?だから「シンヨウ」の脱北者に冷酷な扱いをしています、これは中国政府に対する遠慮が見えています。そんな人物に中国大使など適材人事だと思いますか?外務省ほどのエリート集団の中で普通の常識で解る事柄が解らないんか、、
バツイチ小心者
2006/09/30 23:51
バツイチ小心者 さん コメント有難うございます。
中国の事も阿南元大使の事も少し単純化されていると思います。満州国も産業面など評価すべきところはあるでしょうが、国際情勢や政治体制など人口移動など多くの事柄があり、どの評価軸で評価するかによって答えは違ってきます。阿南氏の業績も同様です。
 少ない情報で単純な答えを出すことの危険性を認識したほうが良いと思います。
飯大蔵
2006/10/01 10:17
こんばんは、コメント有難う御座います、まず、中国、その他周辺諸国との本当に膝をまじえて歴史問題を解決するのが、大前提だと思います、その会話をする前に日本の戦争責任(東京裁判ではなく、自国によって清算する)して東亜諸国との友好関係を築いていかなければいずれアメリカも日本を見捨てるでしょう、それはアメリカの国益にとって東亜諸国は魅力的な市場だからです、アメリカはそういう国なのです、世論の国(極論で言えば経済至上主義の国)ですから東亜諸国と日本を天秤に掛けて自国の国益を考えた時に傾きます、その時が日本が見放される時なのです、その時は必ず来ます、国連は当てにはならないのは、歴史上証明されています、今少しずつでも歴史の清算をして行くのが肝要と思います。
バツイチ小心者
2006/10/04 00:09
後少し言いたい事は、中国の学校で教えている歴史は酷いものです、南京虐殺などの被害者数など出鱈目で、教科書の発行年次によって段々増えているし、かなり日本軍の事を酷評しています、日本軍でも一部では非道な行いは在ったと思います、それは交戦状態の国同士ではお互いにあったはずです、では日ソ不可侵条約がまだ切れていなかったソ連が突然参戦して来て、シベリアで不慮の死をして行った日本人達はどうなるのか、明らかに国際条約違反であり補償すべきことではないのか?しかも日本固有の北方領土は返還せず、日本は樺太は返したのに、そもそもロシアという国は国際信義に薄い国家という歴史があり信義が無い、ウラジオスットクの意味は「たしか東を征服する?」という意味のように覚えていましたが、たしかに国土は広い国ですが民族がバラバラで国家としては、3等国だと思います(国民個人的には良い民族なのですが)国家となるとおかしな国なんです、かのナポレオンもそれに脅威を感じて無謀な戦争をしたと思います。
バツイチ小心者
2006/10/04 00:37
バツイチ小心者 さん
国の体制が変わってもその国のやる事は変わらないですね。
南京事件の裁判時は中華民国だし今の話は中共
ソ連が満州ほかに攻め込んだのはロシア帝国時代の日露戦争の敵討ち
そういう国と思って付き合わざるを得ないのでしょう。
 また戦争犯罪を二つ並べても引き算にはならないことはご存知ですね。双方に戦争犯罪があったと言う事ですね。
飯大蔵
2006/10/05 00:46

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東京裁判について考える。 飯大蔵の言いたい事/BIGLOBEウェブリブログ
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